2019年8月、会社の日本酒好きの先輩と
「米と酒 魚沼の陣」@浦佐駅に行きました。
魚沼周辺の酒蔵が集結し、酒やフードが堪能できるイベントです。
毎年3月に朱鷺メッセで行われる「にいがた酒の陣」は全国から酒好きが集まるビッグイベントに成長しましたが、
近年これを模したローカルの「酒の陣」が、新潟県内各地で開催されるようになりました。
その魚沼版酒の陣で飲んで1番美味しかった酒が、
「緑川 北穣吟醸」です。
会場ではなぜか販売がなく、しかも特約店のみの販売なので、自分の誕生日祝いで魚沼まで足を運んで買いました。
しかし買ったは良いものの、良い酒を1人で飲むことに何となく侘しさを感じてしまいコレクション化...
(このあと徐々にコレクションが増え始める)
去年の自分のために買った酒をようやく開封しました。(苦笑)
「緑川」は県内では言わずと知れた名酒ですが、
この「緑川 北穣吟醸」は、地元の契約農家のみが作る希少な酒米「北陸12号」を使用し醸された吟醸酒だそうです。
この酒の1番の特徴は、米の旨味をしっかりと堪能できる奥深い味わいであるところ。
コク深い味わいですが、後からキリッと辛さがきて全体を引き締めてくれるので、後味はシャープでスッキリとしている点も面白いポイントです。
今回は冷酒にして飲みましたが、冷やでもじゅうぶんに旨味とキレを堪能できそうな気がします。
これは個人的な好みになりますが、新潟淡麗というような酒は正直いくらでもあるんですよね。そのなかで、こういった淡麗さと米の美味しさをともに兼ね備えたバランス感のある酒はなかなか出会えないので貴重だなと思います。
日本酒が好き!という方にぜひおすすめしたい一本です。